Security Digest

セキュリティ・脆弱性の最新情報を毎朝日本語でまとめてお届けします

セキュリティ・脆弱性の最新ニュース(2026-10-19)

SiteGuard Server Edition、Fortinet製品、BeyondTrust製品で、脆弱性を悪用した攻撃が報告されました。ConnectWiseでは、アプリケーションIDへの不正アクセスを足がかりにMicrosoft 365テナントが侵害され、Cloud Backupが停止されています。国内では、バーガーキング公式アプリの約1,118万件をはじめ大規模な漏えいの公表が続きました。内閣官房国家サイバー統括室と総務省も、一連の事案を受けた対応を打ち出しています。

SiteGuard Server EditionのOSコマンドインジェクション脆弱性、攻撃で悪用

必読脆弱性/CVEBleepingComputer · Hackers exploit SiteGuard WAF flaw to run commands as admins

WAF製品「SiteGuard Server Edition」のOSコマンドインジェクション脆弱性を狙う攻撃が確認されました。悪用されると、影響を受けるサーバ上でrootまたはSYSTEM権限でコマンドを実行される恐れがあります。導入している環境では、ベンダが出している修正情報と対応状況を確認してください。

米当局、FortinetとBeyondTrustの製品の脆弱性悪用で注意喚起

必読脆弱性/CVESecurity NEXT · 「Fortinet」「BeyondTrust」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局

Fortinet製品とBeyondTrust製品に関する脆弱性2件が攻撃に悪用されているとして、米当局が注意喚起しました。どちらも企業のネットワーク機器やアクセス管理で使われる製品です。利用している組織は、対象の製品とバージョンを照合し、修正の適用状況を確認してください。

ConnectWise、Microsoft 365テナント侵害を受けCloud Backupなど7つのアプリケーションIDを無効化

必読攻撃・インシデントThe Hacker News · ConnectWise Suspends Cloud Backup After Attackers Compromise Microsoft 365 Tenants

正体不明の攻撃者がConnectWiseのアプリケーションIDに不正にアクセスし、Microsoft 365テナントを侵害しました。ConnectWiseは調査を続けながら、「ConnectWise Cloud Backup」を含む7つのアプリケーションIDを無効化しています。ConnectWiseの連携アプリをMicrosoft 365に登録している組織やMSPは、自社テナントへの影響とバックアップの停止状況を確認してください。

バーガーキング公式アプリに不正アクセス、会員情報約1,118万件が漏えい

必読攻撃・インシデントScanNetSecurity · バーガーキング公式アプリに不正アクセス、約1,118万件の会員情報が漏えい

バーガーキングの公式アプリが不正アクセスを受け、約1,118万件の会員情報が漏えいしました。国内の消費者向けアプリとしては規模の大きい事案です。アプリの会員は、運営元が案内する対応と、同じパスワードを使い回しているサービスがないかを確認してください。

GMOリサーチ&AIのアンケートサイト「infoQ」に不正アクセス、個人情報89万4,082件の持ち出しを確認

注目攻撃・インシデントScanNetSecurity · GMOリサーチ&AI 運営のアンケートサイト「infoQ」に不正アクセス、89万4,082件の個人情報外部持ち出しを確認

GMOリサーチ&AIが運営するアンケートサイト「infoQ」が不正アクセスを受けました。89万4,082件の個人情報が外部に持ち出されたことが確認されています。会員は、運営元からの通知と、この件に便乗した不審な連絡に注意してください。

国家サイバー統括室が不正アクセスによる漏えい事案への対応を発表、総務省も所管事業者に注意喚起

注目制度・ガイドラインScanNetSecurity · 内閣官房国家サイバー統括室、不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえた対応について発表

不正アクセスで個人情報を含むデータが盗まれる事案が相次いでいます。これを受けて、内閣官房国家サイバー統括室が対応方針を発表しました。総務省も、所管する事業者と関係団体に向けて別途注意喚起を出しています。対象となる事業者は、両者の発表内容を照らし合わせ、自社で求められる対応を確認しておく必要があります。

IDCフロンティアへの不正アクセス、えきねっと会員と大人の休日倶楽部会員の情報は漏えいなしと判断

注目攻撃・インシデントScanNetSecurity · えきねっと会員・大人の休日倶楽部会員の漏えいはなかったと判断 ~ IDCフロンティアへの不正アクセス

IDCフロンティアが受けた不正アクセスについて、えきねっと会員と大人の休日倶楽部会員の情報は漏えいしていないと判断されました。データセンター事業者の侵害は、預けている利用企業側にも波及するかどうかが焦点になります。同社を利用している組織は、自社への影響について公表済みの情報を確認してください。

佐川急便「お荷物問い合わせサービス」への不正アクセス、第4報を公表

注目攻撃・インシデントScanNetSecurity · 佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

佐川急便の「お荷物問い合わせサービス」への不正アクセスについて、第4報が出ました。配送サービスは個人も企業も日常的に使うため、続報で示される影響範囲を追っておく必要があります。最新の内容は元記事と同社の発表で確認してください。

唐津市の情報メール配信サービスの委託先、アルカディアに不正アクセス

注目攻撃・インシデントScanNetSecurity · 唐津市情報メール配信サービスを業務委託しているアルカディアに不正アクセス

唐津市が情報メール配信サービスを委託しているアルカディアが不正アクセスを受けました。自治体が住民へのメール配信を外部の事業者に任せる例は多くあります。委託先が侵害された場合の報告経路と影響確認の手順を、改めて点検するきっかけになる事案です。

ホテルグランドヒル市ヶ谷、サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズへの不正アクセスで不審メッセージ送信

注目攻撃・インシデントScanNetSecurity · ホテルグランドヒル市ヶ谷、サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズに不正アクセス 不審メッセージ送信確認

ホテルグランドヒル市ヶ谷が、サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズへの不正アクセスを公表しました。この件では不審なメッセージの送信が確認されています。宿泊予約まわりの外部サービスを使っている宿泊業者は、管理画面のアカウント管理と、送信履歴に身に覚えのないものがないかを確認してください。

偽アクセラレーター「Apex Accelerator」、悪性npmパッケージで暗号資産・Web3の創業者を標的に

注目マルウェア/ランサムpiyolog · 運営指定の遠隔操作ソフト導入を参加条件とされたセキュリティイベントについてまとめてみた

Elastic Security Labsが、暗号資産やWeb3の創業者を狙う偽アクセラレーター「Apex Accelerator」の手口を公表しました。運営側は無料のAIクレジットやセキュリティ監査をうたって接近し、デューデリジェンスなどを名目に、開発ツールや監査ツールを名乗るnpmパッケージを実行させていました。同じ名称の運営がTOKEN2049期間中の催しで、参加条件としてセキュリティ製品の導入を求めたとの申告も出ています。

ホテル客室の冷蔵庫裏に隠したPCからフィッシングメールを送信、兵庫県警が男を逮捕

注目攻撃・インシデントpiyolog · ホテル客室に隠したPCからのフィッシングメール送信事件についてまとめてみた

兵庫県警は2026年10月15日、神戸市のホテルの客室にPCを隠し、クレジットカード会社を装ったフィッシングメールを送信した疑いで男を逮捕しました。押収されたPCにはメールアドレス約240万件が保存され、送信履歴は約48万件ありました。県警は、指示役が送信元の特定を逃れるためにホテルのWi-Fiを使わせ、遠隔操作で送信したとみています。